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嗅覚検査で早期発見を 北國健康生きがい支援事業 2012年度第1回金城大プログラム 森教授が講演 アルツハイマー型認知症など
2012/07/14 北國新聞 朝刊

 北國健康生きがい支援事業の今年度第1回金城大プログラム医療健康講演会(同大、北國新聞社主催)は7月14日、金沢市の北國新聞20階ホールで開かれた。講演した同大医療健康学部の森啓至(けいじ)教授はパーキンソン病とアルツハイマー型認知症の初期症状として、「においを感じにくくなることが近年の研究で分かってきた」と指摘した。
 森教授は嗅覚(きゅうかく)の仕組みとして、脳の「嗅球(きゅうきゅう)」と呼ばれる領域の存在を説明。動物実験の結果、パーキンソン病の初期に、同病と関連の深い「レビー小体」が嗅球に出現することが分かったとした。
 アルツハイマー型認知症の原因となるタンパク質「アミロイドベータ」なども嗅球に出現して、嗅覚障害を引き起こすとし、「パーキンソン病で嗅覚障害がひどい人は、その後に認知症を発症する割合が高い」という研究結果も紹介した。
 森教授は嗅覚変化に気付くことが二つの病気の早期発見につながる可能性があると期待し「嗅覚検査は簡単な方法でできる。健康診断などで有効活用される日が来ることを願っている」と話した。



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