北國健康生きがい支援機構
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息切れには注意を 北國健康生きがい支援事業 金城大学長が講演
2015/07/19 北國新聞 朝刊

 北國健康生きがい支援事業の今年度第1回金城大プログラム「要注意! 息切れは万病のサイン」(同大、本社主催)は19日、金沢市の北國新聞20階ホールで開かれた。循環器医の半(はん)谷(や)静雄学長が息切れの原因やメカニズムを解説し「息切れは体力低下のイエローサイン。健康長寿達成には運動とモチベーションが不可欠」と強調した。
 半谷学長は、心肺機能に異常がないのに息切れをするのは、筋肉が身体に酸素を取り込む能力が低下しているためと説明。加齢により筋肉量や筋力の低下が進むことから「高齢者ほど運動による筋力の維持・増強が大切」と話した。
 寝たきり防止や健康維持の指針として「絶対安静」を避けること、体に合わせた強い負荷のトレーニングなどを推奨した。息切れを起こす疾患の一例に拡張期心不全を挙げ、原因をつくる高血圧に注意を呼び掛けた。



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