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最先端の治療法学ぶ 脳腫瘍と脳卒中 北國健康生きがい支援事業・金沢大学プログラム 早期発見法を紹介
2015/03/23 北國新聞 朝刊

 北國健康生きがい支援事業・第2回金沢大学プログラム「Do you 脳?−脳腫瘍と脳卒中を知ろう―」(同大、北陸高度がんプロチーム養成基盤形成プラン、北國新聞社主催)は22日、金沢市の北國新聞20階ホールで開かれた。同大の専門家2氏が早期発見のポイントや最先端の治療法を解説した。脳卒中については「スピードが命」と指摘し、速やかに医療機関で治療を受けるよう呼び掛けた。
 同大医薬保健研究域医学系の中田光俊教授(脳神経外科)は「脳腫瘍を知る」と題して講演し、頭痛や吐き気、けいれんといった症状を挙げた。腫瘍のできる場所などによって133種類に分類され、治療法や術後の経過が変わるとした。
 最近では手術中に患者の麻酔を覚まして言語機能などを確認する方法が広まっているとし、「手術で脳に傷を付けないよう注意しながら病巣を摘出している」とした。
 将来の治療として、既存薬の中から新たな効果を発見する「ドラッグ・リポジショニング」を紹介し、「脳腫瘍の大本になる細胞をたたく薬の開発を進めている」と述べた。
  脳卒中をテーマに講演した金大附属病院の脳神経外科講師内山尚之氏は、脳卒中の中でも脳梗塞による死亡例が近年、増加しているとした。
 脳梗塞の治療法では、薬を投与して血栓をなくしたり、網状の器具が付いたカテーテルを血管に通して血栓を除去したりする手法を取り上げた。発症から短時間で治療するため、石川、富山県内の医療機関に出向いたケースもあるとし、「七尾市くらいまでは行けると思うが、奥能登をどうカバーするのかが課題だ」とした。
 2004年に脳梗塞で倒れた元巨人監督の長嶋茂雄氏にも触れ、「脳卒中で不自由になるのは決して喜ばしいことではないが、長嶋氏のように前向きにリハビリに取り組むのはとても大切なことだ」と強調した。



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