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出産、家族の在り方問う 北國健康生きがい支援事業の金城大プログラム 永山看護学部長が講演
2015/07/26 北國新聞 朝刊

北國健康生きがい支援事業の第1回金城大プログラム(同大、北國新聞社主催)は25日、金沢市の北國新聞20階ホールで開かれた。永山くに子看護学部長=入善町出身=が「新しい家族を迎える人々と向かい合った助産師の40年」と題して命の尊さを説き、少子化社会における出産や家族の在り方を問うた。

 永山氏は、約600件の出産に立ち会った経験を「何物にも替え難い宝物であり、感謝の念でいっぱいだ」と振り返った。子どもの誕生とは天文学的な確率の出来事であり、「人は大事にされてこそ輝く」と説いた。
 「わが子にしゃきっとした姿で対面したい」との思いで、早朝から深夜まで背広姿で待って出産に立ち会った父親のエピソードを紹介し、夫婦で出産までの期間をどう過ごし、どんなお産をするのかという「バース・プラン」をあらかじめ決めておくと、その後の子育てがうまくいくと指摘した。
 4割が自宅出産を選択しているオランダに比べ、日本は子産み、子育てへの社会保障が整っていないと強調した。
 日本では、いまだに「里帰り出産」が多い現状が象徴するように、出産に関わる負担の大部分が家族による「自助」で支えられているが、これがいつまでも続く保証はないと指摘し、「われわれは日本の家族の在り方を再構築しなければならない時期に来ている」と警鐘を鳴らした。
 今年4月に公立松任中央病院(白山市)の隣接地に新設された看護学部も紹介した。



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