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「切らずに治すがん治療」金沢大学プログラム
2017/03/30 北國新聞 朝刊

 北國健康生きがい支援事業の金大プログラム(同大・北國新聞社主催)は3月26日、金沢市の北國新聞20階ホールで、「切らずに治すがん治療」をテーマに開かれた。金大附属病の放射線科の専門医2氏が、放射線治療やレントゲンなどを用いたIVR(画像下治療)について解説し、手術で体を大きく傷付けることなく、がんを狙い打ちできる治療の特徴を説明した。
 放射線治療科の高松繁行助教は、がん病巣や周辺のリンパ節に放射線を照射する治療を紹介し、「臓器の温存が可能で、体に優しいため高齢者にも有効だ」と長所を挙げた。一方で、腫瘍が大きいと効果が出にくく、転移したケースでは根治できないといった短所もあることを説明した。
 技術革新により、がんに放射線を照射する精度が高まっていることを指摘し、高松助教は「がんの種類や進行度によっては手術と同等か、それ以上の効果を上げている」と強調した。
 放射線部の南哲弥准教授は「IVR(画像下治療)ってなに?」と題して講演した。IVRとは、レントゲンやコンピューター断層撮影(CT)、超音波検査装置などの画像で患者の体を見ながら、体に数_の穴を開けてカテーテルや針を体内に入れて治療することを解説した。
 南准教授は実例として、カテーテルでがんの近くに抗がん剤を注入する治療法などを説明した。金大附属病院では2月から、腎がんで特殊な針を用いた凍結療法を導入したことに触れ、「IVRは始まって50年の新しい治療法なので、今後ますます発達していくだろう」と展望した。



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