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「認知症者700万人時代をしなやかに迎える」石川県立看護大プログラム
2017/09/09 北國新聞 朝刊

 北國健康生きがい支援事業の石川県立看護大プログラム(同大、北國新聞社主催)は9日、金沢市の北國新聞20階ホールで、「認知症者700万人時代をしなやかに迎える」をテーマに開かれた。参加者は、認知症の症状に理解を深め、患者の気持ちに寄り添うことが認知症になっても安心して暮らせるまちづくりにつながることを学んだ。
 第1部は、精神看護学の清水暢子助教が講演し、認知症には記憶障害などの中核症状と、それに付随して現れる徘徊(はいかい)や幻覚などの周辺症状があることを解説した。
 清水助教は、認知症になると、ある行為をした記憶を全て忘れたり、計画を立てられなくなったりするとし、「周囲から『どうしてこんなことができないのか』などと何げなく言われることが患者を苦しめてしまう」と指摘した。
 第2部で講演した老年看護学の川島和代教授は、2025年に認知症患者数が全国で700万人に達する可能性があるとして、「一人一人が認知症を自分の問題として考えるべきだ」と説いた。
 認知症になると通信機器や交通機関の利用が難しくなることや、買い物を手伝う存在が必要になることなどを説明した。津幡、かほく、内灘の各市町で行われている認知症フォーラムなどの取り組みも紹介し、「認知症になっても、周囲の支えでその人らしい人生を過ごせる。自分の町が認知症の人も暮らしやすい町になるよう取り組んでほしい」と参加者に呼び掛けた。



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