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がん治療の最前線紹介 放射線を怖がらず活用(金沢大)

 北國健康生きがい支援事業の金大プログラム「切らずに治すがん治療」(同大、北國新聞社主催)は3月20日、金沢市の北國新聞20階ホールで開かれた。参加者は放射線治療やカテーテルを用いたIVR(画像下治療)など、体への負担が少ない最新のがん治療法に理解を深めた。
 金大放射線科学准教授で同大附属病院放射線治療科科長の�眈照帽垰瓩蓮∩偉�腺がんや乳がんなど幅広い分野で放射線治療が用いられていると紹介。照射装置や技術の進歩で、がん病巣のみを正確に狙い撃ちできるようになり、副作用が少なくなっているとした。
 同病院での「粒子線治療」相談外来の開設や放射線治療を行う際のモニタリングシステム導入を取り上げた北國新聞記事を示しながら、「放射線技術は日々進歩しており、より安全な治療を提供できる。放射線を怖がることなく、活用してほしい」と呼び掛けた。
 同大放射線科学助教の扇尚弘氏はIVRについて、コンピューター断層撮影(CT)や超音波、血管造影などの画像で患者の体を見ながら、カテーテルや針を体内に入れて施術する治療法と解説した。体への負担が少なく、入院期間を短縮することができるとした。
 扇氏は病院での実例を挙げながら、IVRが治療に加え、がんが疑われる細胞組織の採取や症状の緩和にも効果を発揮すると強調。「がんの種類や症状の強さによって、放射線治療や化学療法などを使い分けることが重要だ」と述べた。

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