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膠原病の支援ネットワーク 来月、北陸3県医師ら設立 リウマチ患者らの悩み共有 情報交換や相談会開催
2006/10/21 北國新聞 朝刊

 関節リウマチや皮膚筋炎などを含む膠原病(こうげんびょう)に悩む北陸三県の患者を支援する「膠原病支援ネットワーク」が十一月、発足する。石川、富山、福井県の患者と医師、保健所、製薬業者が連携し、情報交換や相談会などを行う計画で、患者が悩みなどを話し合う場にもなる。
 ネットワークには金大、金沢医科大などの医師や保健所などの行政関係者、製薬業者十数社が参加する。治療に関する講演会を開くほか、医師と患者が話し合う機会を設け、膠原病に関する情報も提供する。
 膠原病は免疫異常による病気であるにもかかわらず、遺伝病や伝染病と誤解している人が少なくない。このため、患者の中には病気を隠し、周囲から孤立するケースも出ているという。ネットワークは今後の活動を通じ、こうした誤解も解いていく。ネットワークの設立総会は十一月十二日午後二時から、金沢市の金沢都ホテルで開かれる。

★〔膠原病(こうげんびょう)〕
 皮膚筋や関節などの結合組織に炎症や変性が起こる後天性の免疫疾患で、リウマチ熱など十数種の病気を総称する。原因は不明で、副腎皮質ステロイドが効くとされるが、後遺症に悩まされる人もいる。



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