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20代の受診、わずか5% 金沢市の子宮がん検診 金沢市で学会 「性感染症は生活習慣病」
2006/12/10 北國新聞 朝刊

 金沢市すこやか検診の子宮がん検診で今年度から対象となった二十代の受診率は、わずか5・6%にとどまることが、同市のまとめで分かった。子宮がんの原因は性行為に伴うウイルス感染とされる。性交体験の若年化で若い世代の子宮がんが増える中、九日に金沢市文化ホールで始まった日本性感染症学会では、子宮がん検診の啓発が課題として取り上げられた。
 二十代以外の世代別受診率は三十代15・9%、四十代19・6%、五十代13・3%、六十歳以上12・9%。二十代だけが10%を割り込み、中でも二十―二十四歳は3・6%と低さが際立っている。
 子宮がんは全体の患者発生数が年々減っている一方、二、三十代では逆に上昇している。原因は性感染症のヒトパピローマウイルス(HPV)に若いうちから感染する人が増えているためとされる。HPVは五―十年にわたり持続的に感染すると子宮がんになる可能性があるため、金沢市すこやか検診では全国に先駆けて一昨年度からHPV検査を導入してきた。
 性感染症学会では、学会長の井上正樹金大大学院医学系研究科教授(産婦人科)が「今や性感染症は特殊な人の病気ではなく、知らず知らずに感染して進行する生活習慣病とみるべきだ。最も受診すべき二、三十代の受診率向上へ強力な啓発が求められる」と話した。
●きょう市民シンポジウム
 日本性感染症学会は十日午後二時から市民公開シンポジウム「みんなで考えよう思春期の性感染症予防と性教育」(北國新聞社後援)を開く。

★〔ヒトパピローマウイルス(HPV)(ひとぱぴろーまういるす(エイチピーブイ))〕
 100種類ほどの型があり、16型や18型などに繰り返し感染すると、子宮頚がんになる危険性が高い。感染しても大半の人が自覚症状のないまま2、3年で消えるが、悪性に感染した一部が数年後にがんになる恐れがある。20代女性の20―30%が感染しているとされる。



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