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肺がんに次世代治療 北國健康生きがい支援事業の金沢大学プログラム 喫煙、「脂肪50キロ増に相当」
2007/06/25
北國健康生きがい支援事業の金沢大学プログラム“医・食・寿を学ぶ”のフォーラム「肺がん『治す』と『防ぐ』」(金大、北國新聞社主催)は二十四日、金沢市宝町の金大医学部十全講堂で開かれた。矢野聖二教授、野村英樹准教授がそれぞれ「次世代の肺がん治療に役立つと期待されている新薬がある」「喫煙は、脂肪が四、五十キロ増えたのと同じくらい体に悪い」などと述べ、肺がんの最新治療や効果的な禁煙法を説明した。
金大がん研究所腫瘍内科研究分野・同大附属病院がん高度先進治療センター長の矢野教授は「肺がんに『ピンポイント攻撃』」と題して講演した。手術、放射線、抗がん剤に続く「第四の治療」として、肺がんに関係するたんぱく質などを標的とした薬剤を用いる「分子標的治療」を挙げた。
分子標的治療でがんが縮小した実例を紹介するとともに、「いずれの治療にも副作用の可能性がある。肺がんのタイプや進行度、患者の全身状態を総合的にみて最適な治療を選ぶのが大切だ」と強調した。
金大附属病院総合診療部・総合診療内科の野村准教授は「こうすれば、たばこは、やめられる」とのテーマで話した。喫煙は肺がんや心臓疾患だけでなく、うつ病などの危険も高めるとし、「たばこでリラックスできると思っている人が多いが実は逆だ」と述べた。
禁煙を成功させるためには、だんだん本数を減らすのではなく、「ある日を境にスパッとやめる」ことが大事だと強調し、禁断症状にはニコチンガムやニコチンパッチが効果的だと説明した。
呼吸が苦しくなる「肺気腫」の状態を体験するため、参加者がストローの小さな穴から息をする場面もあり、肺の健康の大切さを実感する機会となった。
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