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脳卒中、早期治療で後遺症残さず 金沢医科大がフォーラム 北國生きがい支援事業
2007/12/09 北國新聞 朝刊
北國健康生きがい支援事業の金沢医科大プログラム二〇〇七年度第二回フォーラム「『脳卒中』を治す」(金沢医科大、北國新聞社主催)は八日、金沢市の北國新聞会館で開かれた。同大病院の教授四人が、それぞれの立場から脳卒中の症状や診断法、手術法、リハビリ療法について紹介し、後遺症を残さず社会復帰するため、一刻も早く受診、治療することの必要性を強調した。
神経内科の松井真教授は、血管が詰まる脳梗塞(こうそく)について「発症から三時間以内なら血管に詰まった血栓を溶かす療法が利用できる」と話し、手足のしびれや、ろれつが回らなくなる、物が二重に見えるなどの症状が急に起きた場合は、一時間以内に病院に駆け付けてほしいと訴えた。
脳卒中の診断法について解説した放射線科の利波久雄教授は、CT(コンピューター断層診断装置)と、MRI(磁気共鳴診断装置)を組み合わせて的確に診断し、早期に治療方法を決めることが重要だとした。脳の画像診断検査が受けられる同病院の「脳ドック」も紹介した。
脳神経外科の飯塚秀明教授は、脳卒中を手術で治す方法について説明した。くも膜下出血は手術を受けた人の75%が後遺症を残さずに社会復帰している実情を報告し、頭蓋骨(ずがいこつ)を切り開かずに、血管に細い管を通して治療する手法も説いた。
リハビリテーション医学科の山口昌夫教授は、リハビリの効果として「脳卒中で脳細胞が壊れても、残った脳細胞が壊れた細胞の機能を代行するようになる」と語った。寝かせきりにすると筋力低下などが起こるため、早期にリハビリに励むことが大切だと強調した。
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