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「うつは治る」 北國健康生きがい事業、金大プログラムフォーラム 心の病を解説 一人で抱えず早期受診を
2008/06/29 北國新聞 朝刊
北國健康生きがい支援事業の金大プログラム第一回フォーラム「『うつ』と『不安』向き合い、そして乗り越える」(金大、北國新聞社主催)は二十八日、金沢市の北國新聞会館で開かれた。同大附属病院神経科精神科の医師が「うつ」など心の病について解説し、「一人で抱え込まず、気軽に精神科を訪ねてほしい」と早期治療の必要性を訴えた。
三邉義雄診療科長はうつの増加で働き盛りの男性に自殺が急増している現状を指摘し、「うつの七―八割は治る」と早めの受診を呼び掛けた。うつの見分け方として、夜ぐっすり眠れないこと、朝は調子が悪く夕方から調子が良いことなどを挙げ、「まずは休養をとり、親しい人に話を聞いてもらうことが大切」と話した。治療に有効な抗うつ剤や修正型電気けいれん療法についても紹介した。
「うつ病患者に励ましは厳禁」との考え方に対しては「親しい間柄なら、励ますのが当たり前のことではないか」と反論し、日ごろの人間関係に応じて自然に対応するよう助言した。
続いて中谷英夫外来医長が不安障害について解説した。「理由もないのにいつまでも続く不安は病的なもの」と指摘し、日常生活に支障を来すほどの強い不安は治療対象になることを強調した。パニック障害や強迫性障害など、それぞれの疾患も症例を交えて説明した。
心の病を未然に防ぐためのストレス解消法も紹介され、来場者は横隔膜を動かす腹式呼吸法や、緊張させた筋肉を一気にゆるめる筋弛緩(きんしかん)法を体験した。
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