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脳外科の最先端語る 北國健康生きがい支援事業 「神の手」福島氏が極意 腫瘍、小指大なら完治可
2008/07/13 北國新聞 朝刊

 北國健康生きがい支援事業の特別プログラム「スーパードクター福島孝徳氏講演会『脳を守ろう〜21世紀の脳外科治療〜』」(北國新聞社主催、医療法人社団博洋会・藤井脳神経外科病院特別協力)は十二日、金沢市文化ホールで開かれた。卓越した手術技術で「神の手をもつ男」と呼ばれる福島氏が、世界最先端の脳外科手術を語った。
 現在、米デューク大、ウェストバージニア大脳外科教授を務める福島氏は、頭部にあけた数センチの小さな穴から顕微鏡を使って脳腫瘍(しゅよう)を切除する「鍵穴手術」を考案したことで知られる。脳神経外科顕微鏡手術の世界的権威である福島氏に対する関心は高く、会場には約八百五十人が集まり、開場一時間前から列をなした。
●早期発見へ脳ドックを
 福島氏は神経にまとわりついた脳腫瘍を取り除く手術の様子を写真で紹介した。「脳腫瘍が小指の頭ぐらいの大きさで見つかれば全治可能だ」と述べ、早期発見へ脳ドックを定期的に受診するよう呼び掛けた。
 悪性の脳腫瘍を治すため放射線を使った新たな治療装置が開発されていることも報告した。「医師にとって大切なことは、親切、誠実、奉仕の三つの心だ」と述べ、患者のために今後も医療技術の発展に取り組む姿勢を示した。
 福島氏は世界各地の病院に足を運び、年間千件の手術をこなす傍ら、趣味の車やジャズバンド活動を楽しむ。講演では「人生なせば成る。何事もガッツが大切」とユーモアたっぷりに語って会場を沸かせた。
●開院20周年、節目祝う 藤井脳神経外科病院
 講演会に引き続き、藤井脳神経外科病院開業二十周年記念パーティーが金沢ニューグランドホテルで開かれ、病院関係者ら約百十人が節目を祝い、さらなる発展を期した。
 藤井博之理事長は「山あり谷ありの二十年だったが、多くの助けでここまでこれた」と感謝の言葉を述べた。来賓の谷本正憲知事が「石川有数の病院に育てた理事長夫妻に敬意を表したい」、飛田秀一北國新聞社社長が「藤井先生は病院設立前の金大附属病院ではエースとして手術の先頭に立ち、当地ではトップの外科医であったことが、今日の隆盛につながっていると思う。今後も地域の医療の先頭に立ち続けてほしい」と祝辞を贈った。
 橋本琢磨金沢社会保険病院長の発声で乾杯し、福島氏や濱田潤一郎金大附属病院脳神経外科教授もあいさつに立った。宇野邦夫、米澤賢司両県議も出席した。



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