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適切な援助、大きな力に 北國健康生きがい支援事業 金城大プログラム 理想的な福祉社会考える 渡部氏(関西学院大大学院教授)が講演
2008/11/23 北國新聞 朝刊
北國健康生きがい支援事業の金城大プログラム第三回福祉創造フォーラム「ひとが輝き育つ福祉社会を目指して―いきいき・のびのび・すこやかに―」(同大、同大後援会、北國新聞社主催)は二十二日、白山市の同大で開かれた。関西学院大大学院総合政策研究科の渡部律子教授は「相手の思いに沿った適切な援助を行えば、その人にとって非常に大きな力になる」と述べ、ソーシャルサポートの重要性を説いた。
「ひとがひとを支えるとは?―ソーシャルサポートの果たす役割―」と題した基調講演で、渡部氏は「多くの人は、信頼できる人にしか自分の思いを語らない」と指摘した。相談者の感情をくみ取り、思いを真摯(しんし)に受け止めた上で、相手の自己決定を促して尊重することが信頼関係の構築につながるとした。
相談を受けた際に避けるべき点としては、▽相手が抱える問題状況を十分聞かず思い込みで助言する▽根拠のない無責任な元気づけや同情▽道徳的、説教的な物言い―などを挙げた。
●4分科会で検討
引き続き四つの分科会が開かれ、「地域福祉分科会」では、能登半島地震を振り返りながら、災害支援と住民ネットワークのあり方を検討し、「医療健康分科会」ではオーストラリアの医療と福祉が紹介された。
「保育者養成分科会」「福祉教育分科会」では、保育士や教員らが保育者に求められる能力や、将来の福祉を担う人材育成について意見交換した。
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