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ハトムギ、広がる可能性 抗がん薬や健康維持に 北國健康生きがい支援事業 金大・鈴木特任教授ら、効能や展望語る
2009/05/24 北國新聞 朝刊
北國健康生きがい支援事業の「ハトムギ健康フォーラム−伝統の知恵を健康、美容、医学に」(北國新聞社主催)は二十四日、金沢市の北國新聞赤羽(あかばね)ホールで開かれた。金大大学院医学系研究科の鈴木信孝特任教授らが、古くから健康にいいとされてきたハトムギの多彩な効能や今後の展望を語った。
第一部では鈴木特任教授が「ハトムギで健康生活」と題して講演し、ハトムギとの出会いや現代の西洋医学を補う補完代替医療の概念を説明した。
鈴木特任教授は、鎮痛や利尿の漢方薬になるハトムギの実に殻や皮も合わせて発酵させると、抗がん効果が高まるとの発見から、ハトムギが欧米で急増している皮膚がんの治療薬になる可能性を指摘し、「日本の生んだ伝統的な知恵が世界で役立つようになる日がくるだろう」と述べた。
JA氷見市などと連携して売り出している茶などハトムギ製品も紹介した。ハトムギには抗ウイルスや抗炎症、活性酸素除去など多彩な効能が期待できることも披露し、「われわれは長く摂取し続けることでがん予防や健康維持につながる製品を目指したい」と語った。
第二部のパネル討論では、金大薬学部の太田富久教授がハトムギの薬としての歴史を紹介し、富大和漢医薬学総合研究所の上馬場和夫客員教授は「発病する前の不健康な状態である『未病』をハトムギで治そう」と話した。
金沢片町クリニックの杉田直道院長は、ハトムギの臨床試験を秋から開始すると述べ、鈴木特任教授はハトムギのダイエット効果など来場者からの質問に答えた。
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