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若さ保つ医療説く 北國健康生きがい支援事業 金沢医科大プログラム 皮膚、骨、腸など健やかに 骨粗鬆症、がん予防紹介 4氏が講演
2010/02/20 北國新聞 朝刊
北國健康生きがい支援事業の第2回金沢医科大プログラム「アンチエイジング(1)―若さを保つサイエンス―」(同大、北國新聞社主催)は20日、金沢市の北國新聞20階ホールで開かれた。同大病院の教授らが健康な生活を送るための取り組みや、骨粗鬆(こつそしょう)症、がん予防などについて紹介した。
同病院の望月隆皮膚科教授は、皮膚の老化には生理的なものと光によるものがあることを説明。紫外線の浴びすぎはしみだけでなく、がんの原因にもなるとし「外面の取り組みは体全体の活性化につながる」と強調した。
森本茂人高齢医学科教授は「転倒し、大(だい)腿(たい)骨頸部(こつけいぶ)を骨折すると、高い確率で寝たきりになる」と注意を呼び掛けた。骨粗鬆症の有効な治療薬としてビスホスホネートを挙げ、乳製品などでカルシウムを十分に摂取することを勧めた。
腸内環境について触れた樋口正人腎臓内科非常勤講師は「腸内の老化とは、善玉菌が減り、悪玉菌が増えること」と指摘。肉の摂取量を減らし、ビフィズス菌入りヨーグルトなどで腸内のよい環境を保つ善玉菌を増やすことを呼び掛けた。
基調講演した桐蔭横浜大医用工学部臨床工学科不老科学・加齢制御学部門の後藤眞教授は、長寿の秘訣(ひけつ)として、バランスよく食べ、腹八分にとどめることや節煙を挙げた。日常的な体の手入れの大切さも説き、「目標や生きがいを持つことが重要」と話した。
講演後には、司会の金沢医科大総合医学研究所の友杉直久教授も加わり、日焼け止めの使用やカロリー摂取を減らすなど健康法を語る総合討論が行われた。
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