北國健康生きがい支援機構
トップページ > トピックス

トピックス

目の病気、原因や治療法解説 角膜移植、緑内障学ぶ 北國健康生きがい支援事業・金大プログラム 定期的検診も呼び掛け
2010/02/27 

 北國健康生きがい支援事業の平成21年度第2回金大プログラム「知っておきたい目の病気」(金大、北國新聞社主催)は27日、金沢市の北國会館10階ホールで開かれた。同大の専門医が視力回復に有効な角膜移植や、視野が欠けていく「緑内障」について説明し、原因や病状に応じた治療法を紹介した。

 角膜移植をテーマに講演した小林顕・視覚科学学内講師は、角膜の構造や献眼された眼球をあっせんする「アイバンク」を解説。角膜移植の現状について近年は傷んだ部分だけを入れ替える「パーツ移植」が主流となり、乱視や拒絶反応、合併症などのリスクが低下していることを示した。
 子宮内で胎児と胎盤を包む「羊膜」を目に移植する治療法も紹介し「移植技術の進歩で多くの患者を失明から救うことが可能になっている」と語った。
 同大大学院の杉山和久眼科学教授は緑内障について、多くは「房水」と呼ばれる液体の循環が悪くなって眼圧が上がり、視神経を損傷していると説明。このうち少しずつ病状が進行する慢性型は自覚症状がなく、治療をしないまま悪化するケースが多いと指摘した。
 杉山教授は点眼薬などの薬物やレーザー治療、手術などで病気の進行を遅らせることができると述べ、「早期発見のために定期的な検診を心掛けてほしい」と呼び掛けた。



Copyright (C); THE HOKKOKU SHIMBUN All Rights Reserved.
〒920-8588 石川県金沢市南町2番1号 北國新聞社広報部 Maill : info@kenko-ikigai.com