北國健康生きがい支援機構
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尿で分かる全身疾患 北國健康生きがい支援事業 「残尿感、相談を」 金沢医科大プログラム
2011/01/23 北國新聞 朝刊

北國健康生きがい支援事業の今年度第2回金沢医科大プログラム「尿の異常〜腎臓病・泌尿器の疾患とその治療」(同大、北國新聞社主催)は22日、金沢市の北國会館10階ホールで開かれた。専門医3氏が講演し、来場者は重大な病気の早期発見に役立つ検尿の大切さや尿の健康を保つための生活習慣づくりを学んだ。
 同大病院腎臓内科の横山仁教授は「尿から分かる全身疾患」と題し、「検尿によって腎臓や肝臓、内分泌系の異常だけでなく、骨髄腫やがんなど、さまざまな病気を見つけることができる」と紹介。
 このうち、腎臓の機能が低下する慢性腎不全は約45%が糖尿病によって引き起こされているとのデータを示し、早期に発見するためには通常の尿検査と同じく簡便にできる「微量アルブミン尿検査」を定期的に受けるべきだと勧めた。
 同大病院泌尿器科の宮澤克人准教授は、残尿感を伴う前立腺肥大症や、食生活の欧米化などを背景に日本人に増えている前立腺がんについて解説。診断や治療法を説明しながら「残尿感があったら年を取ったから仕方ないと諦めずに医師に相談してほしい」と呼び掛けた。
 県済生会金沢病院泌尿器科の石井健夫医長は、夜何度も尿意を催して目が覚める「夜間頻尿」に悩む人に対して、夕方の軽い運動やぬるめの湯でのゆったりした入浴、夕食後の水分制限などで症状は改善できると説いた。
 3氏は講演後、登壇して参加者の質問に答えた。



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