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相手の個性尊重を 福祉現場の「心のケア」 倉知富大副学長が講演 北國健康生きがい支援事業、金城大プログラム
2011/11/21 北國新聞 朝刊
北國健康生きがい支援事業の今年度第3回金城大プログラム「福祉創造フォーラム」(同大、同大支援会、北國新聞社主催)は20日、白山市笠間町の同大で行われた。参加した医療、福祉関係者や学生らは講演や分科会を通して、施設利用者や患者らとなるべく時間をかけて対話するなど、相手の個性を尊重した心のケアが重要であることを学んだ。
富大理事・副学長の倉知正佳氏が「こころのケア:人間関係が持つ力」と題して講演した。倉知氏はうつ病や自殺の原因として、深い孤独感や「自分には生きている価値がない」という無価値感、絶望感などを挙げ、声掛けや訪問などを積極的に行うことで未然に防止できることもあると指摘。「人間が生きていくには、自己肯定感や将来への希望と並び、家族や身の周りの人と『つながっている』という感覚が非常に大切だ」と強調した。
分科会は「社会福祉」「医療健康」「保育者養成」の三つのテーマで、パネル討論形式で開かれた。
社会福祉分科会では、福祉施設を利用する高齢者に対する心のケアの在り方などを議論。参加者は「介護する人は、相手がこの世で唯一の存在であることを第一に考え、その人に合わせた心のケアを行うべきだ」とするパネリストの言葉に大きくうなずいた。
医療健康分科会では大学における理学療法の実習教育の在り方、保育者養成分科会ではケアが必要な子どもの保育をテーマに意見交換した。
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