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腹七分めで長寿に 北國健康生きがい支援事業の金沢医科大プログラム
2012/03/25 北國新聞 朝刊
北國健康生きがい支援事業の今年度第3回金沢医科大プログラム(同大、北國新聞社主催)は24日、「長寿の秘訣(ひけつ)は腹七分め」をテーマに北國新聞20階ホールで行われた。同大病院スタッフ2人が医学と栄養学の立場から、老化や生活習慣病を防ぐには食事のカロリー制限が有効と説き、こつや心構えを伝えた。
内分泌・代謝科の北田宗弘講師はカロリー制限をすると、細胞の若返りをつかさどる「SIRT1」と呼ばれる遺伝子のスイッチが入ると説明。体重や体脂肪だけでなく、血圧や中性脂肪などの値が低下し、老化に伴って増える糖尿病や動脈硬化などを抑えることが期待できるとした。
カロリー制限する際は、必要エネルギー量の75%である成人男性約1800キロカロリー、女性約1500キロカロリーが目安と指摘し、「空腹感を覚えたら『細胞の若返りが進行中』と考えよう。夕食を早めに取って絶食時間を長く確保するのも大事」と話した。
同病院栄養部の中川明彦課長はカロリー制限した場合でも、食事で得た炭水化物などから効率良くエネルギーを取り出すため、「ビタミンとミネラルの十分な摂取が欠かせない」と強調した。
特にビタミンA、Cや食物繊維が豊富な緑黄色野菜をしっかり取ることが大切で、不足しがちだったり運動を始めたりする場合は、サプリメントなど栄養補助食品を積極的に利用するべきと勧めた。
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