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早期発見、診断が重要 北國健康生きがい支援事業の金大プログラム 認知症の治療方法学ぶ 山田、M田教授が解説
2009/03/29 北國新聞 朝刊

 北國健康生きがい支援事業の金大プログラム第二回フォーラム「認知症〜ひとりで悩まない〜」(同大、北國新聞社主催)は二十八日、金沢市の北國新聞二十階ホールで開かれた。同大附属病院神経内科の山田正仁教授と同病院脳神経外科のM田潤一郎教授が認知症早期発見の重要性と治療方法を解説した。
 山田教授は正常な状態と認知症の中間で、多少のもの忘れはあっても生活に影響を及ぼすほどでない「軽度認知障害」について説明し、「この段階で発見し、診断、治療することが大切」と強調した。
 診断については、脳の血流検査や、脳内に堆積(たいせき)してアルツハイマー病の原因となるタンパク質の量を調べる方法などを紹介した。
●カロリー控え予防
 治療や予防では、認知症の進行を抑える薬の服用のほか、脳の血管障害を引き起こしやすい糖尿病、高血圧など生活習慣病の治療、運動や趣味の継続、カロリーを控えた食事による予防が大切であることを指摘した。
 M田教授は、認知症が症状として現れ、手術で治療できる病気として、特発性正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、パーキンソン病の三つを挙げた。
 M田教授は、髄液が脳を圧迫する特発性正常圧水頭症には、頭(ず)蓋(がい)内にたまった髄液を管で腹や心臓に流す「髄液シャント」の手術が有効であることを説明。脳と硬膜の間に血腫ができる慢性硬膜下血腫では、手術で血腫を取り除いて洗浄する方法を紹介した。
 筋肉のこわばりや手足の震えなども症状として現れるパーキンソン病の手術としては、電極を埋め込んで脳の深部に刺激を与える方法を挙げ、「手術は認知症の初期段階で行った方が効果がある」と話した。



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